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膝裏の腫れ

膝裏に水が溜まり腫れてしまうといたケースでは、「変形性膝関節症」と診断されることがほとんどです。
これは中年から老年にかけてとても多い疾患で、多くは加齢による軟骨の変性と摩耗です。
筋力低下、O脚、重労働、肥満などの要因をきっかけにして、症状が出てくることが多いようです。

症状が酷く、膝裏までぷよぷよと腫れている場合、まず膝に溜まった水を抜くなどの処置を行います。
関節の動きを円滑にするため、ヒアルロン酸の注射をして症状の様子をみたりもします。
原因が激しいスポーツやダンスなどによるものであれば、しばらく安静にし膝を酷使しないようにすることで症状は改善されます。

一向に腫れが治まらない場合は、血液検査をして関節リウマチの可能性を調べます。
また、半月板の損傷やズレなどが原因である場合は、外科的な手術を受ける必要も出てきます。

膝裏の腫れの治療

整形外科では、膝の痛みで受診される患者さんに、手術によらない保存的治療を薦めています。

日常生活動作の注意・肥満対策、温熱療法・電気刺激などの物理療法と運動療法などのリハビリテーション、装具療法、シップ・塗り薬・鎮痛剤などの薬物療法、関節軟骨保護剤の関節内注射を組み合わせて治療を行っていきます。

膝裏の腫れへの日常生活の注意点

日常生活においては、腫れや痛みが強いときは原則として歩行は控えめにしましょう。
特に階段の上り下りやしゃがむ作業は、症状を悪化させる可能性があるので控えて下さい。

変形性膝関節症が進行しますと膝が真っ直ぐに伸ばせなくなり、また曲がりが悪くなって正座ができなくなります。
軽症の方は、ストレッチやしゃがみこみの姿勢をする練習を積極的に行うことが望まれます。
ただし、かえって膝に負担をかけないよう、必ず入浴等で膝を十分に温めてから行ってください。

    

膝裏の腫れをとるストレッチ

自分でできる運動でお勧めなのが、お尻たたきストレッチです。

やり方は簡単です。
うつ伏せの状態になり、片足ずつ踵でお尻をたたくように、テンポよく膝を曲げていきます。
曲げる時は早く、戻す時は力を抜くのがポイントです。
これを、片足ずつ20〜30回程、繰り返し行っていきます。


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